スリランカに続き、組換え食品を禁止する世界の国々
第三世界ネットワーク情報サービス(2001年5月16日)より、各国の最新情勢
アルジェリア:組換え作物製品の輸入、流通、商品化、利用を禁止。
タイ:全ての組換え作物の商業栽培禁止に続いてすべての組換え作物の試験栽培を禁止。
中国:2001年4月、中国政府は組換えイネ、コムギ、コーン、ダイズの商業栽培を禁止。
それでも推進しつづける日本
これらの国々に比べ日本では、ダイズやイネ、最近はコムギまでも試験栽培が許可されています。
予想外の環境汚染があることが明らかになっていくなかで、上にある通り各国が栽培規制を進めています。
日本の場合、農水省が環境影響評価をしているのですが、遺伝子汚染のリスク評価が甘いです。
交雑やウイルスを含む生態系への影響、土壌、水への影響は、とりかえしがつかないものです。
ここは、予防原則をとり入れ慎重に慎重に対応すべきです。
たとえそれが貿易障壁といわれようと、環境・健康が優先されるべきではないでしょうか。
(2001/5/30)