タイトル 「食政策センター ビジョン21」主宰の安田節子公式ウェブサイト/
リンクは自由です(連絡不要)/お問い合わせは管理者まで

安田節子ドットコム

 

2006年05月

「The Future of Food」日本語版製作賛同と全国上映運動への参加呼びかけ
6月7日第1回日本語版委員会の会議により5月29日の案内に一部変更があります。以下が修正後の案内です。

日本有機農業研究会科学部

米国のドキュメンタリーフイルム「The Future of Food」(1時間22分)の上映運動がカリフォルニア州メンドシーノ郡のとった画期的なGM禁止措置に影響を与えたと言います。Deborah Koons Garcia監督はGM問題を農薬使用の歴史から説き起こし、食料生産の担い手が家族農家から大規模企業農場へ変わり、生物特許を認める流れと遺伝子組み換えによる企業の種子支配、自殺種子の開発、バイオ企業と政治の密接な関係にも触れ、また、懸念を表明する科学者、原種の遺伝子汚染、特許侵害と戦う農家たちなど、個々の証言を丹念に拾いながら、食料の未来を握るのは誰かというGM問題の本質を問いかけています。

そして食糧生産には多様性が不可欠であること、それを企業化した貪欲な商業栽培が栽培法においても品種においても多様性を失わせしめ、生態系全体が単純化しすぎて一気に病害で全滅する危機に直面していること、これを防ぐためには多様性豊かな自然に沿った農法とそれに合わせた食べ方があり、対案は有機農業と提携、CSA等があると伝えています。

日本有機農業研究会は、この優れたドキュメンタリーを日本でも広く上映し、GM問題の本質を知らせる一助にしたいと、このフィルムの日本語版製作を考えています。すでに翻訳の許可をとり、翻訳も終わっています。吹き替え、字幕の技術的な部分は(株)グループ現代の製作協力を得ることになりました。秋には完成の予定です。

つきましては以下の賛同支援・DVD購入申し込みをお願い致します。
また全国上映活動へのご参加を呼びかけます。

<賛同支援>
日本語版製作普及のために賛同金をお振込みいただいた個人、団体については日本語版DVDおよびリーフレットに賛同支援者としてお名前が入ります。
なお、お名前記載できるのは8月12日までのお振込み分までとなります。

賛同金
 賛同個人 1口 5000円 
 賛同団体 2口(10000円)以上

日本語版DVD 販売価格
 1枚5000円(送料込み)

<賛同金およびDVD申し込み代金振込み口座>
郵便振替00140-2-721584
 口座名:日本語版製作委員会
(名前の掲載が不可の場合はその旨を記載ください)

<上映普及活動>
賛同団体で、全国普及・上映会に協力いただける方は「The Future of Food」日本語版委員会へぜひご参加ください。試写会、ちらし、リーフレット、広報、ブログ製作などもあわせ、全国普及をご一緒に取り組んでいきませんか。遠方で会議には参加できない方でもメーリングリストで情報を共有していきます。参加いただける団体は団体名・担当者名・電話/FAX メールアドレスを以下へご連絡ください。

また、地元で上映会を企画したいという賛同者の方もご連絡ください。

<英語版試写会>
「The Future of Food」の試写会をします。ぜひ、お運びください。
日本語台本を用意します。

7月11日(火) 東京ウイメンズプラザ 視聴覚室(渋谷)
午後2:00から 1回上映
午後6:30から 1回上映

問い合わせ
電話/03-3818-3078 FAX/03-3818-3417 日本有機農業研究会事務局
E-mail: future_of_food@yuki-sagami.net

⇒この記事へのリンク用URL
https://www.yasudasetsuko.com/diary/2006_05.html#29
2006年05月29日更新
▲最上部へ戻る
GMイネの野外栽培試験反対署名のお願い
農水省の独立行政法人北陸研究センターは昨年に続いて今年もGMイネの野外栽培試験を予定しています。
田植えは7月20日と発表されました。

抗菌蛋白ディフェンシンによる耐性菌の出現が専門家から指摘され、人への影響も強く危惧されています。この杜撰で危険な実験(田植え)をなんとしても中止させなければなりません。(詳しくは「禁断の科学裁判」をご覧ください)

実験中止を求める署名活動を「新潟県の米と自然を守る連絡会」が呼びかけています。

転載して広く広めてくださるようお願いします。

宛先 北陸研究センター
署名内容 別紙PDF
期間 5月1日〜6月末日
第1次集約 5月31日
第2次集約 6月30日
最終集約 7月15日

署名送り先:
〒950-1125 新潟市流通1-5-3  総合生協物流センター内 新潟県の米と自然を守る連絡会
TEL:025−260−0048 FAX:025−260−3265
E-mail:kkuribay@nscoop.jp

この記事のリンク用URL
https://www.yasudasetsuko.com/diary/2006_05.html#03
2006年05月03日更新
▲最上部へ戻る
[HOME]>[節子の鶏鳴日記]>「2006年05月ログ」

YasudaSetsuko.comAll rights reserved.