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安田節子の最近の著書紹介

著書・訳書

食卓の危機: 遺伝子組み換え食品と農薬汚染
(三和書籍)税抜1700円

日本は食糧自給率が年々減少して、近年では37%まで落ち込んでいます。それをカバーするため輸入食糧に依存する傾向がますます高まっています。この輸入食糧が、安全かどうかという検証と議論が十分になされないまま、私たちの食卓に上がっているのが現状です。安全性を阻害する大きな要素として、農産物の遺伝子組み換えの弊害と、農薬汚染があげられます。これは、世界的な問題として各国が基準強化などの対策を進めつつあります。翻って日本では、この問題に関する情報が乏しいため一般の認識が薄く、政府の対応は安全性の担保とは逆行しているといえます。本書では、日本国民の健康に直結する食の危機に警鐘を鳴らすことを趣旨としています。

目次 はじめに
第1章 世界が声を上げ始めた
1.ドキュメンタリー「遺伝子組み換え戦争」
2.ラウンドアップと遺伝子組み換え作物
3.グリホサートの健康障害を示す論文
4.世界は声を上げ始めた
5.ラウンドアップは、グリホサートのみならず補助剤も強い毒性を持つ
6.ラウンドアップ耐性雑草出現と複数の除草剤使用
[コラム]アトラジン(除草剤)/2・4D(除草剤)
7.ラウンドアップ耐性雑草とジカンバ耐性GM大豆
8.GM大豆の終わりの始まり?
9.日本はジカンバ耐性大豆に合わせて残留農薬基準を大幅緩和
10.TPP協定に遺伝子組み換えの輸入促進条項
11.米国の裁判で立て続けにモンサント社に賠償判決
[コラム]バイエル
[コラム]ドウェイン・ジョンソンvsモンサント

第2章 この食品が危ない
1.遺伝子組み換え(GM)作物のターゲットは日本
2.GMは除草剤耐性か殺虫毒素生成 44
3.世界の流れに逆行する日本:グリホサートの残留基準緩和
4.日本におけるグリホサートの食品汚染事例
北米産輸入小麦にグリホサートが残留
5.輸入小麦使用の食パンすべてからグリホサート検出
6.世界の動きと日本
7.カナダ、豆のグリホサート使用を排除するも、小豆は例外
8.テレビCM 日本では野放し
9.グリホサートは神経毒性のある有機リン系農薬
10.空中散布は広く地域を農薬汚染する
11.日本人の神経難病が増加
12.GM食品の安全性
13.GM作物の影響
14.GM規制の国々

第3章 ミツバチが消えた
1.ネオニコチノイド系農薬
2.ネオニコチノイド系農薬の特徴は浸透性、残効性、神経毒性
ミツバチが巣に戻らず、大量失踪
3.神経毒性のある他の農薬
4.禁止や規制に取り組む国際社会
5.日本だけは基準を緩和
6.クロチアニジンも基準値を緩和
7.国産茶からネオニコ農薬の検出
8.ネオニコが漁業にも影響 宍道湖でウナギが激減
9.日本でネオニコ使用増加とともに発達障害が増加
発達障害と農薬〜農薬が胎児に高率で移動
10.コメでの使用
11.農薬販売中止を求める市民運動
日本での「脱ネオニコ」の動き
要望書に対する企業からの回答
「デトックス・プロジェクト・ジャパン」の毛髪検査の取り組み
12.急がれる脱農薬社会への転換
農薬禁止に踏み切るフランス
EUの市民発議
欧州委員会 二〇三〇年までの生物多様性・農業戦略を策定
有機農業を二五パーセントに
13.有機の食事が農薬を体外排出
14.有機農業への転換を急げ
使用農薬表示で有機転換促進を
15.有機の学校給食を全国に
[コラム]「モンサント社の履歴」

第4章 ゲノム食品は安全か?
1.ゲノム編集食品
2.オフターゲットの問題
3.オンターゲットの問題
4.ゲノム編集は遺伝子組み換え(GM)
植物のゲノム編集の場合
動物のゲノム編集の場合
5.ゲノム編集の角のない牛に抗生物質耐性遺伝子が存在
6.安全を確認できない限りゲノム編集は認められない
7.検出困難だから表示不要の論
8.ゲノム編集は大企業向けの特許カルテル
9.トランプ大統領がGM市場拡大のための戦略策定を命令
10.日本の「統合イノベーション戦略」
11.ゲノム編集農作物をオーガニックに?
12.遺伝子ドライブ技術〜生物兵器になるおそれ
[コラム]アシロマ会議
[コラム]<遺伝子ドライブとは>
[コラム]ビル&メリンダ・ゲイツ財団

第5章 種は誰のもの?
UPOV条約とモンサント法
1.生命体に「特許」?
2.農民シュマイザーとモンサント社の特許侵害裁判
3.モンサント社の損害賠償ビジネス
4.自殺する種子・ターミネーター技術
5.ターミネーター技術とはどんな技術?
6.ターミネーター技術をあきらめないアグロバイオ企業
[コラム]途上国で何が起きているか?
7.種の独占はハイブリッド品種から始まった
8.種子業界の権利を拡張する植物新品種保護(PVP)
9.PVP(植物新品種保護)は途上国の農業を破壊する
10.自家増殖を禁止させようとする「モンサント法」
11.種子銀行は何のため?
12.「緑の革命」がもたらしたもの
13.モンサント法案を巡る各国の動き

第6章 売国法はいかにして成立したか
種子法廃止・農業競争力強化支援法・種苗法改正
1.種子法とは何か
この種子法廃止、何が問題なのでしょうか
2.公的知見を民間に提供せよと迫る農業競争力強化支援法
3.山田正彦氏の企業米使用の生産者インタビュー・レポート
4.「売国法」がいともたやすく成立した経緯
5.種子法廃止で起きる近未来は野菜を見れば分かる
6.種苗法改正
7.「品種の海外流出を防ぐ」は後付け
「種苗法の一部を改正する法律案」の概要から
農家の自家増殖禁止で何が起きるでしょう?
[コラム]主要穀物はどこの国でも公的管理があたりまえ
8.在来種を守れ!

第7章 私たちの農と食を殺させない
今こそ「農本主義」と有機農業を
1.先進国の中でも最低ラインの日本の食糧自給率
2.今こそ“農本主義”を
漢書の「機農」が由来。有機農業という言葉
3.化学肥料は土を壊す
化学肥料は環境を破壊する
4.近代化農業は効率が良いのか?
5.健康な土作りが有機農業の基本
6.有機学校給食は日本を有機農業国に転換させる原動力になる!
あとがき


食べものが劣化する日本

食べものが劣化する日本
(食べもの通信社)税抜1400円

農薬やなどの健康への影響が明らかになり、禁止する国々が広がっています。しかし、日本は米国の農産物輸入の拡大要求に応じて、食品安全規制を緩和し続けています。日本の医療費は、2017年度には42兆円を超え、50年前の100倍になっています。医療が進歩しているのに、国民の健康が悪化し、とりわけ子どもたちの発達への影響が懸念されています。その背景には、食べものの劣化があります。命をつむぐ食べものを取り戻すために、マスコミでは報道されない市民運動からの情報をお伝えします。⇒食べもの通信社の通販ページはこちら



種子法廃止でどうなる?: 種子と品種の歴史と未来 (農文協ブックレット)

種子法廃止でどうなる?: 種子と品種の歴史と未来
(農文協ブックレット)税込972円

稲の品種育成や種子生産はどんなふうに行なわれている? 種子法廃止でどうなる? 日本の食料の根本となる種子の未来を問う。



TPP反対は次世代への責任: この国の医・食・農・労働を守る16氏の提言 (農文協ブックレット)

TPP反対は次世代への責任: この国の医・食・農・労働を守る16氏の提言
(農文協ブックレット)本体1000円+税

TPPへの大筋合意がなされ、それを受けた個別の政策が進められようとしている。このことを批判し、日本の医・食・農・労働を守り、孫子の代まで安全、安心な仕事と暮らしを築いていける途はいかなるものであるかを考察する。私安田は「食」について執筆しました。ご高覧をお願いします。(PART3 国民生活の土台=いのちと食、医療と労働を守るために いのちと食の土台を脅かすTPP──食べてはいけない輸入食品、これだけの怖い理由)



『種から種へつなぐ』
(創森社)1890円

野菜をはじめとする在来種・固定種の種は、各地域の気候、風土に適応するかたちで選抜、固定を繰り返し、連綿と守られてきた。単作化がすすみ、種子企業によるF1交配種(一代雑種)が主力となっていくなかで衰退、消滅の危機にさらされている。個性的な風味、形質を持つ在来種・固定種作物の種は本来、みんなのもの。これらの価値を見直すと同時に、守り、育て、受け継いでいくための方途を各地の先進的な取り組みをもとに探る。執筆陣は20名で編成。私は第5章「遺伝子組み換え作物で種子・食料を支配〜グローバル資本による利益優先主義の罠〜」を執筆しました。



『わが子からはじまる 食べものと放射能のはなし』
(クレヨンハウス・ブックレット)525円

2011年6月11日のクレヨンハウスでの講演録に加筆したものです。食べものの放射能汚染が広がっています。食べものは体内被曝の最大の要因です。チェルノブイリの研究などを参考に汚染除去の具体的方法などを紹介します。



TPPと日本の論点 (農文協ブックレット)

『TPPと日本の論点』
(農文協ブックレット)840円

TPP参加なら食の安全が崩壊すると書きました。



『自殺する種子―アグロバイオ企業が食を支配する』

『自殺する種子―アグロバイオ企業が食を支配する』
(平凡社新書)756円

巨大アグロバイオ(農業関連生命工学)企業が、遺伝子工学を駆使した生命特許という手法で種子を独占し、世界の食を支配しつつあります。そこで工業的農業の矛盾を暴きつつ、その構造を徹底解剖します。



消費者のための食品表示の読み方―毎日何を食べているのか

『消費者のための食品表示の読み方──毎日なにを食べているのか』
(岩波ブックレットNO.599)504円(税込)

BSE、遺伝子組み換え食品、表示偽装……。グローバル化と食をとりまく不確実性に目を向けながら、消費者が求める安全で質の高いたべものをどのように手に入れていくか。表示問題から見ていきます。



遺伝子組み換え企業の脅威―モンサント・ファイル

『遺伝子組み換え企業の脅威―モンサント・ファイル』
(『エコロジスト』誌編集部)1890円(税込)

バイオ分野の有力企業であるモンサントは、遺伝子組み換え技術をてこに世界の農業・食糧を支配しようとしている。人間の健康と農業の未来にとって脅威である企業戦略の全貌と、ハイテク農業の影響を考える。



肉はこう食べよう、畜産はこう変えよう―BSEを乗り越える道

「肉はこう食べよう、畜産をこう変えよう──BSEを乗り越える道」
(コモンズ)1785円(税込)

天笠啓祐、郡司和夫、魚住道郎、北林寿信、増井和夫各氏との共著。BSE発生を契機に日本の畜産のあり方と食べ方を検証し、今後どのような方向をめざすべきかを提起しています。



食べてはいけない遺伝子組み換え食品

「食べてはいけない 遺伝子組み換え食品」
(徳間書店)1470円(税込)

「どの食品があぶないのか?」を、企業・商品名まで名指しで指摘。巻末には、コーンスナックやベビーフードなどの独自の調査結果を余すところなく掲載。遺伝子組み換え食品問題を理解するための決定版。



遺伝子組み換え食品Q&A

『遺伝子組み換え食品Q&A』
(岩波ブックレットNo.464)504円(税込)

「遺伝子組み換え食品とはどんなものか?」という問いから始まっている、Q&A方式の解説ブックレット。70ページ弱という分量ですので、気軽に読み始める事ができます。最初に手に取るのに適した一冊。



おしよせる遺伝子組み換え食品―食卓の安全を守るには

『おしよせる遺伝子組み換え食品―食卓の安全を守るには』
(かもがわブックレット)600円(税込)

日本では96年秋から遺伝子組み換え作物の流通が認められ、現在6作物20品種が食べられている。一見安全でも、長期摂取では、未知の毒性・アレルギー性の危険もある。消費者の立場からレポート。


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