飼料はスターリンク混入許容!──農水省
現状追認しか出来ない農水省
日本の農水省はスターリンクの混入を避けられないとみて、飼料に、1%未満であれば国内未承認品種の混入を認めるとし、03年度から施行するといいます。
これは現状追認しかできない、税金ドロボー的な措置ではないでしょうか。安全規制をきちんとするのが国のお仕事。畜産物を食べる人間の健康はもとより、日本の家畜の健康を守る行政責任があるのです。
食品として問題があるものは、飼料としても問題があるんじゃないですか? 農水省さん。人間も家畜も同じ哺乳動物なんですから。
日本がきちんとした規制をすることで、米国の流通業者がまともに取り組むようになるのです。それができなければ遺伝子組換え作物を生産していない国にシフトする、それが、米国が標榜する自由貿易の当然の帰結のはず、と思います。
(2003/1/6)