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遺伝子組換え食品の未来


立場の違いを考える

一番答えが難しいのが「この問題をどう解決するか」ですね。

まず、組み換え食品をめぐる立場にはどんな立場があるかを考えてみましょう。

さて、世界の政治家はどの立場に一番配慮すべきでしょうか。誰の立 場を守るのが一番必要でしょうか?

環境と生命こそが重要

私は、環境と命を守ることがすべてに優先すると考えます。

だから潜在的リスクを抱え、将来の影響に対する責任をとることができないものは世に出してはいけないと思います。(そういう意味では原発も同じです)

すべての組み換え生物の商業栽培はいったん凍結し、将来以下の条件を満たした場合にのみ、生産が認められるとすべきでしょう。

これを満たすことは当然なことのはずですが、現実にできないのなら、結論は凍結して世に出さない、ということになります。

(2002/1/29)

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