スリランカが遺伝子組み換え食品(GMO)の輸入禁止措置を無期延期させられる
10月10日ATTAC NEWSより
スリランカは生鮮、加工、すべてのGMO の輸入禁止措置を今年5月1日より発効する決定を発表していたが、これを非難していた米国の圧力により、禁止措置はWTO協定違反とするプレッシャーを受け、無期延期を発表した。
安田節子のコメント
国民の健康や環境を守ろうとする国家の、民主的決定をも潰してしまうWTO。この団体が、いったい誰のためにあるものかがわかるニュースです。
日本のミニマムアクセス米の不当性も同様です。WTOは、輸出大国である強者(米国)の論理が支配しているのです。
(2001/11/6)