有機農家の心配事
種子混入への懸念
現在、有機農家の間で広がっている懸念は、国内で生産されるコーンの種子がほとんど米国産であることから、組み換えコーンの品種が混入しているのではないかというものです。
実際に、ナタネでは組換え品種が混入して、カナダなどで回収騒ぎが起きています。
また、イネについてですが、組み換えのコメの試験栽培を農水省は許可していますが、それらが一般生産のコメに混入しないシステムが確立しているわけではありません。
それにしても日本のカロリー自給率は40%といわれていますが、種子から考えたら、さらにこれはどえらく低い数字になるのではないでしょうか。
(2001/6/10)