スリランカ政府、遺伝子組み換え食品の全面輸入禁止!
2001年4月13日付 AP Worldstreamより
スリランカ政府は5月1日から、すべての遺伝子組み換え食品の輸入を禁止すると発表した。
デイリーニュース紙によると、厚生大臣は、検査官が港や空港で入ってくるすべて の食品をチェックすることになると述べたという。
スリランカは人口1800万人、ジャガイモ、オレンジジュース、チョコレートやスープを含む種々の食品を輸入している。
新規則により、政府は遺伝子組換え技術を用いて生産されたいかなる食品の輸入、製造、輸送、保管、配達、そして販売を禁止することになる。
スリランカ厚生省の調査によれば、スリランカでは組換えのチョコレート、食用油やスープが市場に出回っている。
スリランカと日本、両政府の違いについて
私(安田)は、徹底して筋の通った対応を取るスリランカ政府の英断には、心から敬意を覚えます。
それに比べて、日本政府に本気で国民の健康・環境・農業を守ろうとする気概が見られない事は、大変悲しいことだと思います。
食糧も経済も米国依存では、独立国家の気概は養えないのです。
(2001/4/26)